-
#118 これからのリノベーションについて vol.2 ~キッチンと洗面化粧台を一緒にしちゃいました!
update:2022/03/22
-
#117 これからのリノベーションについて vol.1 ~クローゼットの使い方を考える
update:2021/09/02
-
A044「玄関収納の使い方・バルコニーでの過ごし方について」のアンケート報告
update:2023/04/03
-
update:2023/03/31
-
update:2016/03/02
-
M28 食器棚について 〜入居者アンケートと訪問調査の中から
update:2015/12/24
-
update:2019/02/06
-
RT015「夫婦二人暮らしのくつろぎ空間」(Plan 17)
update:2018/10/23
-
J006 リノベーションで自由度のあるクローゼットを作りました
update:2022/01/26
-
update:2016/04/27
A004 「食事」についてのアンケート報告
実施期間:2012年9月26日〜10月21日
回答者数:566件
2012年9月26日〜10月21日の期間に実施した「食事について」のアンケートには、566人の方からご回答をいただきました。
回答者の年齢層はやや高く、40代の既婚男性の方を中心に幅広い方々からご回答をいただきました。
このアンケートでは、現在の食にまつわるライフスタイルについて伺ってみました。このレポートでは食事のつくり方を中心に食のライフスタイルについて考察をしてみたいと思います。
集計にあたっては、既婚の方を抽出させていただきましたが、その他の方のご意見につきましても、今後の参考にさせていただきます。
1)外食の頻度と予算
2)食料品の買い物
3)食事のつくり方
4)電子レンジの使い方
5)家事について
6)食事、キッチンについての共感度
7)まとめ
まず、毎日の食事についてお聞きしました。朝食を食べているかとお聞きしたところ、毎日食べていると答えた方が一番多く、約80%でした。また、平日の朝食を家で食べる回数をお聞きしたところ、週に4〜5回と答えた方が一番多く、約80%でした。
朝食は、多くの方が家で食べていることが分かります。
また、夕食についてどこで食べることが多いかとお聞きしたところ、家で食べることが多いと答えた方が一番多く、約91%でした。さらに、1週間のうち夕食を家で食べる回数をお聞きしたところ、週に4〜5回と答えた方が一番多く、約84%となりました。
平日の夕食は、ほとんどの方が家で食べているようです。
さらに平日の夜の外食についてお聞きしました。よく行くお店についてお聞きしたところ、和食と答えた方が一番多く、約44%でした。一人当たりの予算については、3千円台が一番多く、次に千円台と続きましたが、設問をランチと捉えてしまった方も中にはいるのかもしれません。お店のエリアは、自宅の近くと答えた方が一番多く、約50%でした。また、ひとりで外食する場合の魅力については、約40%の方がひとりで外食しないと答えているのも特徴的ですが、気軽だと答えた方も多く約32%という結果でした。
平日の夜の外食については、あまり積極的に行かない、家で食べるという方が多そうです。予算についても堅実で、同僚と勤務先の近くで食べるよりも、知人や友人と自宅近くで外食をする方が多いことが分かりました。
次に食料品の買い物について、よく利用する店舗をお聞きしたところ、自宅近くのスーパーが一番多く、約88%でした。百貨店の生鮮食品売り場と答えた方が次に多く約22%でした。買い物の頻度については、週に1〜2回と答えた方が一番多く、約48%でした。さらにお惣菜やお弁当を買う頻度については、約半数の方があまり買わないと答えました。
このことから、自宅近くのスーパーで食料品をまとめ買いしている方が多いようですが、週に3〜4回買い物をすると答えた約38%の方は、百貨店のお惣菜などを買い足したりしている様子が分かります。
さらに、昨晩購入したお惣菜についてお聞きしたところ、以下のような回答をいただきました。揚げ物や刺身類が多く、サラダなども上手に利用しているようです。
昨晩購入したお惣菜(以下フリーコメントより抜粋)
メンチカツ(50代男性 / 既婚・子どもなし)
とんかつ(60代男性 / 既婚・子どもなし)
サンマの刺身(50代女性 / 既婚・子どもなし)
サーモンの刺身(30代男性 / 未婚)
鯖の味噌煮(60代男性 / 既婚・子どもあり)
唐揚げと餃子(20代女性 / 未婚)
マカロニサラダ、コロッケ(50代女性 / 既婚・子どもなし)
おでん(40代女性 / 既婚・子どもなし)
サラダ(40代男性 / 既婚・子どもなし)
デパ地下のアボガドとポテトのサラダ、じゃこと海藻のサラダ、男爵イモのコロッケ
(50代女性 / 既婚・子どもあり)
食事のつくり方についてお聞きしたところ、毎食つくると答えた方が一番多く、約65%でした。家族の方は洗い物を手伝ってくれると答えた方が約40%、配膳と答えた方が約37%でしたが、特にないと答えた方も多く見られました。
また、平日の夕食については、家族揃って食べると答えた方が一番多く約60%でした。
また、家で夕食をつくらない日は週に何日あるかとお聞きしたところ、めったにないと答えた方が約55%でしたが、週に1〜2回と答えた方が次に多く、約30%でした。
さらに、昨晩の夕食につくったものをお聞きしたところ、和食中心のバランスのいい食事を心がけていることが分かりました。ただし、料理としては手軽で簡単なものを作って食べているようです。
昨晩の夕食につくったもの(以下フリーコメントより抜粋)
サーモンのホイル焼き、サラダ(30代女性 /既婚・子どもあり)
エビマヨ定食、ナスの煮物(60代男性 /既婚・子どもあり)
ご飯、味噌汁、焼き魚、野菜の煮物(40代男性 /既婚・子どもあり)
焼き魚、煮物、おひたし、味噌汁(40代男性 /既婚・子どもなし)
ほたてご飯、春巻き、サラダ、味噌汁(50代男性 /既婚・子どもあり)
茗荷の豚ばら巻(40代男性 /未婚)
刺身、唐揚げ丼 、きゅうりの酢の物、高野豆腐の煮物、あさりの味噌汁
(60代男性 /既婚・子どもなし)
グリーンカレー、野菜サラダ、ゆずドレッシング
(50代女性 /未婚)
甘えび刺身風、小鯛塩焼き、牛肉と野菜のタジン鍋、バケット、赤ピーマン煮、レタスとしめじのコンソメ煮
(40代女性 /既婚・子どもなし)
天ぷら(なす、えび、あなご)、酢の物、松茸ごはん、なすの漬け物
(60代女性 /既婚・子どもなし)
ブリの照り焼き、肉じゃが、豆腐とわかめの味噌汁
(40代女性 /既婚・子どもあり)
野菜サラダ、ひじきの煮付け、納豆、卵焼き、味噌汁
(60代男性 /既婚・子どもなし)
肉じゃが、さんま焼き、焼きそば(40代男性 /既婚・子どもあり)
ご飯、味噌汁、鮭の塩焼き、いんげんの和え物、サラダ
(40代女性 /既婚・子どもなし)
さんま、カボチャの煮物、アサリの味噌汁、ひじき
(20代男性 /既婚・子どもなし)
ご飯、お味噌汁、カボチャの煮物、焼き魚、大根おろし、小松菜のお浸し
(60代女性 /既婚・子どもあり)
昨夜は、居酒屋にいたので食べていない(60代男性 /既婚・子どもあり)
つくっていない(40代女性 /未婚)
電子レンジの使い方についてお聞きしました。まず使用頻度については、毎食と答えた方が一番多く、約35%でした。電子レンジの使い方についての質問では、温め直し、調理(下ごしらえを含む)、解凍といった回答が目立ちました。電子レンジは毎日の家事に欠かせないものではありつつも、使い方は調理に使うというよりも温める、解凍するなどの基本機能であることが分かります。
家事について、面倒だと思うものについてお聞きしたところ、洗い物・食器の片付けと答えた方が目立ちました。二番目、三番目と聞いていくと、それほど多くの家事を面倒だとは思っていない様子が分かります。
以下は、共感度についてお聞きしました。
「思わない」「ややそう思わない」と答えた方を合わせると約82%となり、多くの方が家族揃って食べたいと思っていることが分かりました。
「そう思う」「ややそう思う」と答えた方を合わせると約53%で、やや思わないと思っている方よりも多い結果となりました。
「そう思う」「ややそう思う」と答えた方が57%と、手間をかけて丁寧に料理をしたいと考えていることが分かります。
「そう思う」「ややそう思う」と答えた方を合わせると約52%と、健康を意識したバランスのいい食事を心がけていることが分かりますが、「思わない」「ややそう思わない」と答えた方を合わせると約40%となり、一日30品目というのはややハードルが高いことがうかがえます。
「思わない」「ややそう思わない」と答えた方を合わせると約89%となり、多くの方はできる限り家で食事を取りたいと考えているようです。
「そう思う」「ややそう思う」と答えた方は約36%でした。思わない、ややそう思わないと答えた方のほうが多いのも事実ですが、手間のかからない便利なサービスに興味があることもうかがえます。
外食は手軽さが魅力だと分かりつつも、家で食事をしたいと考えている人が多いことが分かりました。外食をする場合は、同僚と行くよりも気の置ける友人と行くことのほうが多いことが分かりました。
お惣菜はあまり買わないと答えた方が多かったですが、約35%の方は百貨店などのお惣菜を利用している様子がうかがえました。
また、和食を中心としたバランスのいい食事をとっており、一日30品目以上の摂取を心掛けたいなど、健康への関心も高いといえますが、昨晩つくった料理の内容を見てみると、調理そのものとしては簡単なメニューが目立ち、手軽につくれるものをつくって食べる像がイメージできました。
さらに、食事は家族揃って食べたいと考えている人が約82%いるにも関わらず、実際には一緒に食事をするのが難しいと考えている人が約40%であるのも興味深い数字です。