A005 「キッチンについて」のアンケート報告

実施期間:2012年12月4日〜12月18日

回答者数:322件

 

2012年12月4日〜12月18日の期間に実施した「キッチンについて」のアンケートには、322人の方からご回答をいただきました。
回答者の年齢層はやや高く、40代の既婚女性の方を中心に幅広い方々からご回答をいただきました。
このアンケートでは、キッチン前の立ち上がりや吊り戸棚、作業スペースと収納などについて伺ってみました。集計にあたっては、既婚の方を抽出させていただきましたが、その他の方のご意見につきましても、今後の参考にさせていただきます。

 

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1)キッチンカウンターについて
2)吊り戸棚について
3)シンクと作業台の大きさ、収納について
4)キッチン小物について
5)こだわりたい点について
6)料理をする際の共感度について
7)まとめ

 

1.キッチンカウンターについて

キッチン前カウンターを立ち上げることについて<グラフ> キッチン前のカウンターを立ち上げることについて共感度をお聞きしたところ、「とても共感する」「共感する」と答えた方を合わせると約71%でした。

 

キッチンカウンターの形状について、いいと思うもの<グラフ>


A 横のみ立ち上がり(立ち上がりには収納スペースなし)

A

  A
横のみ立ち上がり
(立ち上がりには収納スペースなし)

B 前と横に立ち上がり、横の高さを低めに(立ち上がりハンディーゾーン(収納レール)がある)

B

  B
前と横に立ち上がり、横の高さを低めに
(立ち上がりハンディーゾーン(収納レール)がある)

C 前と横に立ち上がり(立ち上がりに収納ポケットがある)

C

  C
前と横に立ち上がり
(立ち上がりに収納ポケットがある)

D 前と横に立ち上がり(カウンター下が抜けていてダイニングからも使える)

D

  D
前と横に立ち上がり
(カウンター下が抜けていてダイニングからも使える

キッチンカウンターの形状について、AからDまでの4つの具体的な形状を提示しつつ共感度をお聞きしたところ、「画像C」と答えた方が一番多く、約45%でした。

 

立ち上がりにつける収納について、いいと思うもの<グラフ>立ち上がりにつける収納について、共感度をお聞きしたところ、「立ち上がりに収納ポケットがある」のがいいと答えた方が一番多く、約39%でした。

このことから、キッチンカウンターにはシンク横まで続いている「立ち上がり」があり、その立ち上がりには収納ポケットが欲しいということが伺えます。

 

 

吊り戸棚について

吊り戸棚は必要だと思うか?<グラフ>吊り戸棚の必要性についてお聞きしたところ、「とても必要」「必要」と答えた方を合わせると約62%でした。

 

カウンターの立ち上がりがある場合でも吊り戸棚は必要だと思うか?<グラフ>さらに、カウンターの立ち上がりがある場合でも吊り戸棚は必要だと思うか?とお聞きしたところ、約49%の方が「とても必要」「必要」と答えました。

 

吊り戸棚の幅について、いいと思うもの<グラフ>吊り戸棚の幅についてお聞きしたところ、少しあればいいという方が約52%でした。吊り戸棚の幅については、たくさんというよりも、少しあればいいと考えている方のほうが多いようです。

このように、カウンターの立ち上がりがある場合でも吊り戸棚は欲しいということ、ただしその大きさは小さくてもいいと考えていることが分かりました。

 

3.シンクと作業台の大きさ、収納について

シンクを小さくして作業スペース、収納を大きくすることについて<グラフ>シンクを小さくして作業スペース、収納を大きくすることについての共感度をお聞きしたところ、「とても共感する」「共感する」と答えた方を合わせると約45%でした。

 

作業スペースと収納について、優先順位の高いもの<グラフ>作業スペースと収納について、優先順位の高いものをお聞きしたところ、「作業スペース」の優先順位が高いと答えた方が一番多く、約53%でした。

 

手元で隠したいもの<グラフ>手元で隠したいものをお聞きしたところ、スポンジと答えた方が約64%、続いて食器用洗剤、まな板という結果になりました。

 

手元で隠したいものについてのその他の回答
手元で隠したいものについて、フリーコメントでは以下のような回答をいただきました。ハンドソープやゴム手袋などの清掃用品や水切りかごや洗い桶などの回答が目立ちました。

 

・洗い桶、水切りかご
(50代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・ハンドソープ
(40代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・ゴム手袋
(30代 / 女性 / 既婚 / 子どもあり)

・使っていないときのまな板(立てて乾かしている状態)、 調理に使ったバットやお皿
(40代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・ディスポーザーのふた、ラップ、アルミホイル、ジップロック
(30代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・菜箸、おたま、包丁、フライ返し、ふきん、キッチンペーパー
(50代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・おたまなどの調理小物、塩コショウなどの調味料、フライパンなどの調理器具
(20代 / 女性 / 未婚)

・隠すよりも、ワンアクションで手の届くところに置いておきたい
(20代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・洗った後のペットボトルや、リサイクル容器
(40代 / 女性 / 未婚)

・調味料、その他も何も出ていない状態にしたい
(30代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

 

このことから、シンクの大きさよりも作業スペースが欲しいと考えているようです。また、食器用スポンジや洗剤、水切りかごは収納せずにキッチンに出してあるが、リビング側からは見えないようにしたいことが分かりました。

 

4.キッチン小物について

まな板は何枚使っているか<グラフ>まな板の所有枚数をお聞きしたところ、2枚以上と答えた方を合わせると約68%でした。

 

まな板の置き場所<グラフ>まな板の置き場所をお聞きしたところ、「キッチンの天板上(立てかけてある)」と答えた方が一番多く60%で、次に多かったのは「水切りカゴの中」で約24%でした。

 

まな板の置き場所について、その他の回答
まな板の置き場所について、フリーコメントでは「水切りかごと壁の間」といった回答のほか、「水切りかごにまな板が置けるスペースがある」「シンクの淵に立てかける」などの回答が多く寄せられました。

 

・水切りかごにまな板立てがついている
(50代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・ガスレンジの奥
(30代 / 男性 / 未婚)

・フックで吊るしている
(60歳以上 / 女性 / 既婚 / 子どもあり)

・流しの縁
(30代 / 女性 / 未婚)

・水切りカゴと壁のあいだ
(30代 / 男性 / 未婚)

・まな板が3枚収納できるタイプのものを使用
(60歳以上 / 女性 / 既婚 / 子どもあり)

・吊り戸棚の下部にまな板用簡易収納を設置してある
(40代 / 女性 / 既婚 / 子どもあり)

 

ふきんの置き場所<グラフ>また、ふきんの置き場所をお聞きしたところ、一番多かった回答は「壁にかけてある」で、約45%でした。

 

ふきんの置き場所について、その他の回答
ふきんの置き場所について、フリーコメントでは食器用ふきんは使わないという回答が目立ちました。

 

・引出しの中(収納時)、使う時はカウンターの上
(30代 / 男性 / 既婚 / 子どもあり)

・キッチンペーパーで使い捨て
(50代 / 女性 / 既婚 / 子どもあり)

・ふきんはない
(40代 / 男性 / 既婚 / 子どもなし)

・収納引出の取っ手
(60歳以上 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・水切りカゴにかぶせる
(50代 / 女性 / 既婚 / 子どもあり)

・食器用ふきんは使わない
(60歳以上 / 女性 / 既婚 / 子どもあり)

・壁タイルに、吸盤で付く掛け具をつけて、そこに掛けている
(40代 / 女性 / 既婚 / 子どもあり)

 

シンク廻りに常にあるもの<グラフ>シンク廻りに常にあるものについてお聞きしたところ、「スポンジ」「洗剤」という回答が多く、「ふきん」「まな板」「手拭きタオル」と続きました。

 

シンク廻りに常にあるものについて、その他の回答
シンク廻りに常にあるものについて、フリーコメントでは、ハンドソープや水切りかごといった回答を多くいただきました。

 

・ハンドソープ
(40代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・水切りカゴ
(40代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・食器水切りカゴ、たわし、生ゴミ袋、ハンドソープ
(30代 / 女性 / 既婚 / 子どもあり)

・ハンドミキサー、電気ケトル、アルコールスプレー、観葉植物
(30代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・ゴミ捨て三角かご、すぐ使う調味料(塩、砂糖、胡椒)、鍋敷き
(50代 / 女性 / 既婚 / 子どもあり)

・調理器具小物。軽量カップ、菜ばし・お玉など
(40代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・よく使うコップ、やかん
(40代 / 女性 / 未婚)

 

シンク下には何を入れているか<グラフ>シンク下収納に入れているものをお聞きしたところ、「鍋・フライパン」「鍋・フライパンの蓋」と答える方が多く、次に「調味料」「土鍋」などが続きました。

 

シンク下収納に入れている調理家電の回答
シンク下収納に調理家電を入れている場合、その家電をお聞きしたところ、トースターやホットサンドメーカー、コーヒーメーカーやワッフルメーカーの回答を多くいただきました。

 

・ホットサンドプレート
(30代 / 女性 / 未婚)

・電動のコーヒーミル、ホットサンドのトースター
(30代 / 男性 / 未婚)

・フードプロセッサー
(60歳以上 / 男性 / 既婚 / 子どもあり)

・コーヒーメーカー、ホットサンドメーカー
(30代 / 女性 / 既婚 / 子どもあり)

・ワッフルメーカー
(40代 / 女性 / 既婚 / 子どもあり)

・ブレンダー
(30代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・レンジ用天板
(50代 / 男性 / 既婚 / 子どもあり)

 

シンク下収納に入れているその他の回答
また、シンク下収納について、「その他」の内容については、掃除用品のストック、調味料などのストック、まるいは乾麺や缶詰といった回答が多く寄せられました。

 

・チーズフォンデュ用食器、タジン鍋、ストック系洗剤類、お菓子、カップ麺
(30代 / 女性 / 未婚)

・缶詰、油、飲料のストック
(20代 / 女性 / 未婚)

・洗剤やスポンジなどのストック
(40代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・ボウル、ザル、トレー、クレンザー・洗剤の予備、スポンジ類の予備、ブラシ類
(40代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・洗剤や食品(油や調味料、味噌などの重いもの)のストック
(40代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・お玉、フライ返しなどをたてて収納
(40代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・食器
(30代 / 女性 / 既婚 / 子どもあり)

 

キッチン廻りで置き場所に困っているもの
キッチン廻りで置き場所に困っているものについてお聞きしたところ、コーヒーやお茶類、調味料、家電製品、まな板やふきんといった意見が挙がりました。

 

・コーヒー(インスタント・豆両方)、紅茶、緑茶、常温保管しているお酒の瓶、スーパーのビニール袋など
(30代 / 女性 / 未婚)

・整水器
(女性 / 未婚)

・調味料、ラップやホイル類、重い鍋や油を塗るキャストアイアンのフライパン
(30代 / 男性 / 既婚 / 子どもあり)

・家電製品。炊飯器、パン焼き機、オーブントースター、フードプロセッサー、パンこね機、ミキサー、2台目のオーブン、ワッフルメーカーなど
(40代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・ゴミ箱、根菜類の保存、乾かしている最中の牛乳パック、ふきん類
(40代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・レジ袋
(50代 / 女性 / 既婚 / 子どもあり)

・電気ポット(湯気が気になる)、まな板、ふきん
(50代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

 

キッチン小物について、まな板の所有枚数は2枚以上であることが多いこと、食器用ふきんは使わない方が多いものの、使う方はフックなどを利用して工夫していること、キッチン廻りでは、ハンドソープや水切りかごのほか、よく使うコップややかんなど、多くのものを常に出して使っていることが分かりました。

シンク下収納については、「鍋・フライパン」「鍋・フライパンの蓋」のほか、毎日は使わないキッチン家電や調味料などのストックを収納しているようです。

さらに、置き場所に困っているものについては、調理家電やコーヒー、紅茶類などの回答が目立ちました。お鍋やフライパン、調味料などを基本的なキッチン用品を収納するスペースはあっても、ものが増えてくると収納場所に困る、という様子が分かります。

 

5.こだわりたい点について

金額が上がってもこだわりたい部位<グラフ>金額が上がったとしてもこだわりたい部位についてお聞きしたところ、「フィルターレスのレンジフード」が一番多く約52%、次に多かったのは「ガスコンロの火力」で約43%でした。

 

こだわりの少ない部位<グラフ>逆にこだわりの少ない部位についてお聞きしたところ、「壁に磁石がつくかどうか」が約53%、「キッチンカウンターの天板の素材」「水栓のデザイン」などが続きました。

キッチンの部位のなかでは、レンジフードの清掃性、ガスコンロの火力といった機能にこだわりがあることが分かりました。

 

6.料理をする際の共感度について以下は、共感度についてお聞きしました。

 

料理をしながら子どもと会話をしたり、子どもの気配を感じていたい<グラフ>「そう思う」「ややそう思う」と答えた方を合わせると約71%でした。

 

料理をする際にはテレビを見ながら作業をしたい<グラフ>「そう思う」「ややそう思う」と答えた方を合わせると約53%と、約半数の方がそう考えているようです。

 

料理をする際にはレシピ本をかたわらに置きたい<グラフ>「ややそう思う」と答えた方が一番多く、「そう思う」「ややそう思う」と答えた方を合わせると約60%でした。

 

料理をする際にはパソコンなどでレシピを見ながら作業をしたい<グラフ>「ややそう思う」と答えた方が一番多く、「そう思う」「ややそう思う」と答えた方を合わせると約46%でしたが、「どちらでもない」という方が約23%だったほか、「思わない」「やや思わない」と答えた方を合わせると約29%であることも特徴的です。

 

調味料は手元にすべて置いておきたい<グラフ>約半数の方が「ややそう思う」と答えていますが、「そう思う」と答えた方を合わせると約76%の方が調味料は手元にすべて置いておきたいと考えていることが分かりました。

 

調理器具は収納されているより、すぐに取り出せるように見えていたほうがいい<グラフ>「ややそう思う」と答えた方が一番多く、約28%でしたが、「思わない」「やや思わない」と答えた方を合わせると約36%で、3割以上の方が調理器具は見えないように収納しておきたいと考えていることが分かりました。

 

熱いうちに一品ずつ出していくほうだ<グラフ>「そう思う」「ややそう思う」と答えた方を合わせると約56%でしたが、「どちらでもない」と答えた方が約24%いるのは、料理やシーンによるところがあるからかもしれません。

 

料理は大皿に盛りつけて、テーブル上で小皿に取ってもらうことが多い<グラフ>「そう思う」「ややそう思う」と答えた方を合わせると約50%でしたが、「どちらでもない」と答えた方は約24%、また「思わない」「やや思わない」と答えた方を合わせると約25%であることも特徴的です。

 

片付けは、調理をしながら順に片付ける<グラフ>「そう思う」「ややそう思う」と答えた方を合わせると約59%でした。

 

子どもや家族と一緒に料理をしたい<グラフ>

「ややそもう思う」と答えた方が一番多く、「そう思う」と答えた方を合わせると約62%でした。

 

現在のキッチンにあったらいいなと思うもの
現在のキッチンにあったらいいなと思うものをお聞きしたところ、以下のようなフリーコメントをいただきました。食器棚とごみ箱のスペースや食品庫、また広い作業スペースといった回答が目立ちました。

 

・食器棚とゴミ箱のスペース
(30代 / 女性 / 未婚)

・サイレンス大型シンク
(50代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・磁石の付く壁
(30代 / 男性 / 既婚 / 子どもあり)

・アイランドキッチン(作業スペース&簡単な食事や 食事を作りながら飲めるような場所)
(40代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・IHとガスの両方が使えればと思う
(50代 / 男性 / 既婚 / 子どもあり)

・消臭機能付きディスポーザー
(40代 / 男性 / 既婚 / 子どもあり)

・上から降りてくる吊り戸棚、床下収納
(50代 / 男性 / 既婚 / 子どもあり)

・雑巾専用の小さいシンク
(60歳以上 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・広い調理スペース
(40代 / 女性 / 既婚 / 子どもあり)

・レシピ本を置く場所、油よけ、調味料を入れる場所
(40代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・パントリー、ディスポーザー
(30代 / 女性 / 既婚 / 子どもなし)

・大きなシンク。収納しやすい、出しやすい吊り戸棚と調理台下戸棚
(60歳以上 / 女性 / 既婚 / 子どもあり)

・作業スペースと食品庫。冷蔵庫とワインセラーを並べて置きたい
(30代 / 女性 / 既婚 / 子どもあり)

 

7.まとめ

今回のアンケートでまず考えたいことは、作業スペースの広さについてです。作業スペースは広いほうがいいと答えた方が多いということの背景には、食洗機の普及や、そもそも広いスペースで料理に関わる一連の作業をしたいということなのでしょう。
また、子どもや家族と一緒に料理をしたい、家族と会話しながら、またはテレビを観ながら料理がしたいといった傾向が高かったことは、キッチンの開放感がより求められていると言えそうです。そうはいっても、手元や食器用洗剤やスポンジといった小物はリビングやダイニングから見えないようにしたいと考えていることから、シンク奥など、立ち上がりのスペースに収納スペースがあると便利なようです。
そして、吊り戸棚については、少しあればいいという方が約半数だったことから、開放感がありながらも、収納スペースも確保したいという意見が多いことが分かりました。

 

また、料理本やネットでレシピを見ながら料理がしたいという方が約半数であることも興味深い数字です。そこからは、常に新しい料理にチャレンジする様子がイメージできました。
他にも、料理は温かいうちに、片付けをしながら料理をするというのも注目したい点です。そこには几帳面でこまやかな母親像がありそうです。