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#37 近居という住まいかた
昔から親と暮らすのは難しいとされ、よく「スープの冷めない距離がいい」と言われます。
高齢化、少子化、そして結婚しない子供達と日本人の家族像が大きく変わる中で将来のことを考えると両親と近くに住むということを考える人も多いに違いありません。
こうした背景で、今回考えてみたいのが同じマンションの中に2世帯が、2つの家を持つという考え方です。同じフロアーでなくても、階がちがって、ある程度の距離を保ちながら住むというのはどうでしょうか、そしてどうせ2つあるなら、ある部分は共有してみるというのはどうでしょうか。
想定する家族は、親世帯は、お母さんが一人75歳、奥さんのお母さん、子供世帯は夫婦は45歳、一人の子供、大学生男の子です。お母さんは、少し足腰が弱いという想定です。
お母さんは、食事の時には子供世帯のところに来て過ごします。食事は一緒にします。ですので、お母さんの家はキッチンもコンパクト、大きなリビングと友人があつまる土間のような空間があります。
書斎コーナーもあってのんびり趣味の時間を過ごしたりもできます。趣味は書道です。
一方子供の方は、大学生の子供、親子で使えるワーキングデスク、昼間は母親が、夜はお父さんと子供が使います。本棚は共有で壁面一面につくるのもいいでしょう。
子供の家は最上階、見晴らしもよく、花火の時には家族みんなで集まって花火鑑賞というのはどうでしょう。またお母さんの家は1階で、専用庭がついています。小さな菜園をつくって、みんなで植物の世話をしたり。2つの家をもつことで、マンションの暮らし方も変わるかもしれません。
みなさんのご意見をお待ちしています。