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A044「玄関収納の使い方・バルコニーでの過ごし方について」のアンケート報告
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M28 食器棚について 〜入居者アンケートと訪問調査の中から
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RT015「夫婦二人暮らしのくつろぎ空間」(Plan 17)
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A007 「すまいかたと家族像について」のアンケート報告(3)
「すまいかたと家族像について」のアンケート報告(2)からの続きです。
今回のアンケートの設問は以下9項目について伺いました。
1.家族について
2.住まいに関して
3.働き方に関して
4.地域との関わり方について
5.老後になった時のことについて
6.食事と趣味について
7.結婚について
8.子どもを持つことについて
9.二世帯住宅について
全体の68.8%の方が、毎日家族で一緒に食事をとりたいと思うと回答しています。
先の結果と同様、全体の79.8%と多くの人が、毎日家族で食事をとることは重要だと思うと回答しています。年代別に見ると、年齢とともに少しその数値は下がっていますが、60歳以上ではまた増加しています。
家族で共通の趣味はお持ちですか。お持ちの方はどんなことですか。
特になしという回答が多かったです。あるかたの内容は旅行やスポーツ観戦、ゴルフ、アウトドアといった回答が多くありました。自宅で行うものでは、テレビ鑑賞、庭いじりなどといった回答も目立ちました。
未婚の方の結婚に関する考えをお聞きしたところ、結婚に積極的、消極的、どちらでもないという意見はどれも30%程度でした。結婚をしなくてはいけないという考え方は薄まり、結婚に関する価値観が変化してきているのでしょう。年代別に見ると年齢とともに積極的な数値は下がります。
結婚には消極的とお答えの方に質問です。その理由はなぜですか。
・一人が気楽だから。
・経済的にも精神的にも安定しており、男性に頼らなくても生活していく自身があるから。
・現状でも経済的に厳しい上に、将来も経済的に悪化することはあっても好転することはなさそうだから。
・今更,共同生活は無理。
・必要性を感じない。
・離婚して独身だから。
結婚に消極的だという理由は様々です。結婚をするよりも一人でいたいという意見と、経済的や年齢などの結婚に消極的にならざるを得ない理由があるからという意見にわかれました。
結婚に関するイメージについては安心感がある、やすらぐに続き、自分の時間が無くなる、窮屈だというという回答が多く寄せられました。
肯定的なイメージを持つ方が多いものの、否定的なイメージを持つ方も多くいることが分かります。
「その他」とお答えの方にお聞きします。具体的にはどのようなイメージを持っていますか。
・すでに結婚に失敗した。
・結婚していても子供がいなければ何ら生活スタイルは変わらないと思う。
・子供が生まれて初めて家族という単位を意識し、縛られもするし、なくてはならない単位と感じるようになった。
・家族のために人生があるといってもいい。
・親戚づきあいが面倒。
・責任感が高まりやる気に繋がる。
現在子どもがいない方(未婚を含む)で、子どもが欲しいと思っている方は37.2%と、思わない方とほぼ同数います。性別で比較すると男性は43.4%と女性よりも14.2%も高い結果です。特に女性は子どもを持つことで暮らしに大きな変化があります。男性よりも子どもを持つことに慎重なのかもしれません。
年代別に比較すると、20代では75.0%と半数以上の方が子どもを欲しいと思うと回答していますが年齢があがるにつれてその数字は下がります。
「今は思わない」とお答えの方にお聞きしました。その理由を教えてください。
・まだ自分のこと(仕事やライフスタイル)でいっぱいいっぱいで、子供を育てる勇気や覚悟がないから。
・興味がない。
・経済的な理由。
・子供を持つ必要性を感じていない。 子供を持つことでの将来への不安のほうが大きい。
・年齢的な問題。
将来親と暮らしたいと思うという回答は11.0% と意外と少ない結果になりました。
その理由を教えてください。
・お互い自立した関係でいたいから。
・一緒にいる時間を増やすことで、親への恩返しを多く出来ると思うから。
・子供の教育に良い。
・親の意思も尊重したい。
・親の老後が心配だから。
・生活のリズムが違うので同居は難しい。
・配偶者にも親にも気を遣わせたくない。
・味噌汁の冷めない距離で別居が一番。
・離れていると、心配。
すでに一緒に住んでいるという数字が年齢とともにあがり50代では12.3%にもなります。60歳以上の方のうち14.6%が成人した子どもと一緒に住んでいるという点は注目したいところです。
その理由を教えてください。
・できるだけ近くには住むことができたなら思います。
・どうなるかわからない。
・一人暮らしができないと、その後、配偶者を得たとき支障をきたすので。
・結婚までは一緒の時間を共有したい。
・子供は自立すべき。
・並べく子供と一緒に生活したいです。
・万一の時お互い行き来できる距離の首都圏に居てほしい。 震災の恐怖と危機感からも。
・迷惑をかけたくない。
成人した子どもは独立(自立)するべきという意見が大多数でした。また近くに住みたいという意見も多く、自立してほしいが、必要な時は手を貸したいと言う親心がうかがえます。
子どもの面倒を見ると回答する方が多く23.9%でした。他に、買い物や食事の手伝いなどを親子間でサポートし合っていることが分かりました。
「その他」と答えた方にお聞きしました。サポートし合っていることを教えてください。
・駅までの車での送り迎え。
・携帯、パソコン通信費、負担。
・作った野菜や果物を送ってもらっている。
・生活費をサポートしている。
・掃除、洗濯、買物、旅行の同行、外食、全てに役立っている。
・負担をかけない。
入り口は分かれた方がよいという回答は最も多く、全体の49.8%です。
自分の両親と共用したい部屋は、リビングが最も多く35.2%ですが、共用したい部屋はなしという回答も34.9%ありました。自分の親と同居しても生活そのものは独立したいと考える方も多いようです。
その他の内容
・バルコニー。
・音響部屋。
・各々のリビング以外で、共通のリビング。
・互いが使える二つ目のダイニング。
・趣味の部屋、屋内花壇、図書室など。
・書斎や、作業スペースなど。
・中庭、縁側。
・庭。
配偶者の両親と共用したい部屋は、なしと答えた方が最も多く39.8%です。一つ前の自分の両親と共有したい部屋についての回答と比較すると、風呂場や洗面所の水周り空間を共有したいと答える方の割合が5%程度減少しています。
「その他」とお答えの方にお聞きしました。それはどこですか。
・バルコニー。
・リビングに付帯した図書室とか。
・穏やかに付き合うためには別々が良い。
・各々のリビング以外で、共通のリビング。
・互いが使える二つ目のダイニング。
・書斎や、作業スペースなど。
普段からの交流は年に1〜2回会うと言う回答が最も多く21.0%でした。
配偶者の両親と離れて暮らしている方の普段からの交流は、先ほどの回答と比較すると、電話や食事をするという回答が3%ほど減っています。
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