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M16 洗面化粧台のデザインを考える
洗面化粧台の下は通常箱になっていて収納扉が付き、正面から見ると床まで空間が埋まっています。しかしその部分の床が奥まで広がっていると随分と広く感じるものです。
写真提供:セラトレーディング株式会社
そして床に近い部分の収納は使いにくいものです。特に洗面化粧台の下には排水の管があるため、引き出し式の収納が作りづらく、実際の使い方を確認してみると多くの方が中途半端な使い方になっているようです。それならばいっその事、引き出しは使い易い部分一部を残してあとはオープンな空間にし、床を広げてみるのはどうでしょうか。その際に配管の処理も考える必要があります。見せてもかっこいいものにするとか、床に取り付けるのでなく壁につけるという方法もあるでしょう。こうして空きをつくることで、空間に広がりもできますし、もちろんあとから好きな収納家具を置くこともできます。
前回のコラムで好評だった②の配置をベースに今回提案した下の絵では、空いたところに、洗濯物などを入れるカゴとスツールが組合わさった家具を置いてみました。家具をあらかじめ一緒に設計しておく事で、仕上げ材を洗面化粧台と同じにでき、寸法もきっちり納まるようにもできます。
▲クリックして拡大できます。
ここでは、一部残した引き出し収納を右側につけています。洗面ボウルも右側に寄せて、配管の位置も合わせて右に寄せています。さらに配管の前には面材と同じ板を貼り、すっきりさせました。洗面ボウルの正面は大きめの一枚鏡にし、鏡の左に深めの棚を設置してみました。そうすることで洗面ボールの左側に作業するスペースが出来、ものも置けるようにもなります。洗濯の際の部分洗いをする時なども少し広めの平らな部分があると便利です。また三面鏡をやめて大きな一枚の鏡にしていますが、三面鏡の裏側は深さが少なく使いにくい場合もあるので、思い切ってすぐ使う物を見えるように置く形にしてみました。このあたりは是非みなさんのご意見をうかがいたいところです。
洗面台の下を広げる事や鏡の事、洗面化粧台について是非たくさんのご意見をお寄せください。