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#118 これからのリノベーションについて vol.2 ~キッチンと洗面化粧台を一緒にしちゃいました!
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#117 これからのリノベーションについて vol.1 ~クローゼットの使い方を考える
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A044「玄関収納の使い方・バルコニーでの過ごし方について」のアンケート報告
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M28 食器棚について 〜入居者アンケートと訪問調査の中から
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RT015「夫婦二人暮らしのくつろぎ空間」(Plan 17)
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J006 リノベーションで自由度のあるクローゼットを作りました
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update:2016/04/27
フォト部門【住まいのフォト】 – マンション暮らしのアイデア企画2014 住まいの「フォト」&「間取り」コンペ
フォト部門【住まいのフォト】
・住まいのフォト優秀賞:「DIYでインテリアを楽しむ」
・住まいのフォト優秀賞:「LDを仕切ったコージーな書斎」
・住まいのフォト優秀賞:「公園は家の庭」
・住まいのフォト優秀賞:「我が家の居酒屋コーナー」
■住まいのフォト優秀賞:「DIYでインテリアを楽しむ」 井上慶太
外国のインテリアに憧れ少しずつ夫婦でDIYで手を加え、DIY自体が趣味になりました。最初は壁と天井の塗装。壁紙を剥がし凹凸が出たところをパテで平らにし、イギリス製のグレーのペイントで塗装しました。天井と壁の間はモールディングを両面テープとパテを駆使して取り付け。入隅と出隅で苦労しました…。隙間は白いパテで埋めました。マントルピースは余ったモールとレンガタイルを活用し木材でお父さんが制作。季節ごとのデコレーションや私の趣味のフラワーアレンジメントを飾る場所ができ、毎日が豊かになるお気に入りのコーナーになりました。息子もクリスマスにサンタさんがここから来ると信じています。次の課題はキッチン!
【審査員コメント】
株式会社イデ―常務取締役 川渕恵理子 講評
ものをすごく丁寧に並べられて、いろいろ試行錯誤して、一番いい状態の写真を撮ったのだと思います。完成度が素晴らしいです。ものはぞんざいに扱っているとすごく荒れた感じになりますが、息をかけていくと生き生きとします。そのすごくいい空気というものを写真から感じました。DIYもい色々やっているということで、身の回りのものに普段から手を加えているという背景が見え隠れする写真だと思うので、その裏に隠れた時間軸も含めて、選ばせていただきました。
■住まいのフォト優秀賞:「LDを仕切ったコージーな書斎」 須藤佳恵
どうしても一人になれる空間が欲しかったので、12畳のLDの入口脇に2面の壁を立てて書斎コーナーに。壁の一面は板で補強してテレビを壁付けし、もう一面も通路だけで終わらせず食器棚を設えて、LD入口のアクセントに飾り棚と水槽も置いてみた。(写真1)
2畳弱の書斎の壁3面に書棚を並べたので、まさに「立錐の余地」しかないがゆったりした椅子と温かい色の照明にして「おこもり感」を目指した。
姉妹を6畳一間に押し込んだので、書斎は一時期長女に占領されたが、その独立で父に無事返還されて、夫婦げんかの退避場所としても重宝している。(写真2,3)
【審査員コメント】
株式会社メックecoライフ 平生進一 講評
「どうしても1人になれる空間が欲しかったので、12畳のLDの入口脇に2面の壁をたてて書斎コーナーに」。この一言にしびれました。たくさんの作品がある中旦那様のためや、男の隠れ家というアイデアは実は非常に少なくて、印象に残りました。おそらくこの一作品だけだったと思います。写真の撮り方も含め、奥さまの旦那さまへの愛情が滲み出ていてとてもいいなあと思いました。おこもり感を目指したと書いてありますが、完全にこもってドアがついているわけではなく、リビングの一角におこもり感のあるスペースを作ったことがとても素敵だと思います。
■住まいのフォト優秀賞:「公園は家の庭」
公園に隣接している出窓に腰かけると、四季折々に変化する広大な光が丘公園を望めます。都内とは思えない豊かな緑と広い空を借景としたこの部屋は、まるでツリーハウスのようです。この美しい環境に一目惚れし、築30年の中古マンションを購入、大規模なリノベーションを行いました。特に最上階5階の利点を活かした最高3.5mある勾配天井による大空間と、隠れ家のようなロフト空間を作った書斎&寝室は、お気に入りのお部屋です。子どもの頃に夢見た絵本の世界のようです。竣工して半年経った今でも、休日ごとにDIYでちょこちょこ改良を続けています。ワクワク楽しみながら細部までこだわって作った、満足度100%の愛着のあるお家です。
【審査員コメント】
株式会社イデ―常務取締役 川渕恵理子 講評
この作品はすごいです。なかなかこういう空間にはならないです。その空間に行って、いろいろたくさんご自身が考えてリノベーションして、なおかつその後も手を加えているというのがすごく伝わってきました。家は手を加えていくとどんどん良くなるし、愛着が湧いてきて空間が良くなるだけではなく、その行為自体がどんどん楽しくなっていくことがあると思います。プロフェッショナルにお願いするところはもちろんありますが、ご自分でもなさっているからこそ、この空間ができたんだなということで、本当に素晴らしいと思い選びました。
■住まいのフォト優秀賞:「我が家の居酒屋コーナー」 水上謙次
住まいを購入して19年過ぎました。入居して10年位は自宅での焼肉は、壁や天井が汚れると思いとても出来ませんでした。クロス表面の汚れが目立ってきた4年前に、息子家族が同居を始めだし、自宅での焼肉を思い切って始めることにしました。吸い込み口のフードは壊れた洋室の照明の笠を黒く塗装し、ダクトはホームセンターで購入しキッチン側の壁にダクトを接続、完成。ご覧の様な自宅焼肉コーナーになりました。欠点は吸い込み量が不足し、換気が追い付かないことがたびたび。壁天井クロスをそろそろ張り替えなくては。もちろん自分で張り替えます。自宅の改造、面白いですよ。
【審査員コメント】
Open A ltd.代表 馬場正尊氏 講評
作品の中で、家族、「人」しか写っていないひときわ目立つ写真があり、よく見てみると、居酒屋風のカウンターに焼き場と、その上に排気ダクトがドンとある写真でした。要するにダイニングの一部に焼き場と排気をポッと持ってきただけで、空間の使い方がガラッと変わっているのです。
コストはかけず、ポンと置くことで空間の雰囲気やみんなの動きがガラッと変わることもデザインだと思います。この1つの卓があるだけで、人々のコミュニケーションや楽しい時間が一変したのではないかと思いある種新しい空間の提案だと感じてこの作品を選びました。