間取り部門【こども】 – マンション暮らしのアイデア企画2014 住まいの「フォト」&「間取り」コンペ

 

間取り部門【こども】

 ・アイデア賞:「地震対策と趣味の間取り」
 ・アイデア賞:「大人数のたのしいおうち」
 ・アイデア賞:「いちにちあそべるいえ」
 ・アイデア賞:「どこにいても◎でニコニコな私のうち」

 

 


 

 

■アイデア賞:「地震対策と趣味の間取り」 三部玲子

no.146sanbu

 

 

【審査員コメント】
Open A ltd.代表  馬場正尊 講評

耐震補強という極めてハードなところと、趣味という非常にソフトで柔らかいところが並んでいる点が新鮮な目線でした。耐震補強は硬いほうに行きがちですが、楽しい趣味や面白さによってプラスに転じようという目線が、今からの時代は重要です。細かいところにもいろいろ工夫があり、大きい構造の中に人への思いやりという優しい目線が垣間見えるところ、融合しているところが、この作品のすごく面白いところだと思います。技術的な目線と人に対する優しい目線の両方を実現してこそ、面白い建築になります。これからもがんばってください。 

 

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■アイデア賞:「大人数のたのしいおうち」 中村日夏浬

no.61nakamura

 

「おとなのおとなしい12Fとこどものじゆうな13F」

マンションで2かいだてです。

12Fはおとながゆっくりできます。

ねこと犬がすきなので、ペットのへやをつくりました。

たくさんのペットとのんびりテレビを見ることができます。

とおくのおじいちゃんやおばあちゃんがとまるへやもあります。

13Fはこどもがじゆうにあそべます。

くふうしたところは、ろう下をひろくしたところです。

学校ではろう下ではあそんではいけないけれど、ろう下であそぶことができます。

キッズルームでもあそびます。

6人きょうだいで、ビーチボールであそんだり、かくれんぼをすることも

できます。

クローゼットは大きくてたくさんふくがしまえます。

おとなっぽいふくやきらきらしたふくを買ってしまいます。

わたしはひとりっこなので、大人数でたのしくくらすのがわたしのゆめです。

 

 

【審査員コメント】
株式会社イデ―常務取締役 川渕恵理子 講評

「どの家に住みたいかな」という視点で選びました。プランを考えるとき、私の視点は自分のやりたいことと、他の人たちに対する優しさの両方が大切だと思います。今回は6人兄弟とご両親と犬と猫がいる家で、12階が大人のための階、13階が子どもの自由な階と2層に分かれています。兄弟で遊びたいゾーンと、他の家族の皆さんもきちんと自分の居場所ができてゆっくり過ごせるという両方にポイントがあったことがすごく素敵だと思いました。ものを作る仕事は、使ってくれる人に対する想像力をどこまで働かせられるかがすごく大切な能力です。

 

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■アイデア賞:「いちにちあそべるいえ」 森田葵生

no.102morita

 

 

【審査員コメント】
株式会社メックecoライフ 平生進一 講評

この家は、まずお風呂場の代わりにプールがあるのがすごいです。玄関に入るとジャングルジムがあり、このジャングルジムの間をくぐって入ると部屋があります。これには相当やられました。トランポリン、上からぶら下がっているブランコのようなソファ、砂場など、公園の遊具が全部家の中に入っています。小学校1年生くらいになると、スマホゲームで遊ぶのかなと思いきや、このあたりのおおらかさというか突き抜け感がとても心を打ちました。

 

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■アイデア賞:「どこにいても◎でニコニコな私のうち」 山本ちひろ

no.39yamamoto

 

今日は休みでみんな自由にしている。父は、かいだんソファーにすわってテレビを見ている。母は家庭菜園でいちごをしゅうかくしてよろこんでいる。姉は子ども部屋で楽なかっこうで勉強している。そして私はねこと遊びたいという友達が来るのを待っている。げんかんで水そうを見たら「この水そう大きいでしょ。おふろからも見えるんだよ。」と言おう。「すごいなあ」と友達は言ってくれるかな。家庭菜園で作ったいちごを母はおやつに出してくれるかな。「家の中で作るなんておもしろいね。」お友達は言うかな。1人1人が別々にすごしているけれど夕食は家族みんなで作って夜はみんなでゲームをして楽しもう。

 

 

【審査員コメント】
Open A ltd.代表  馬場正尊氏 講評

これは大作です。この作品には本当に子どもらしい自由な発想がたくさんあります。ただ間取りだけで捉えていないところに、キラリと光る才能を感じました。この空間の中にはいろいろな居場所があり、寝ることや機能にとらわれず、全部ごっちゃにして、人間が本来持っているベーシックな欲望のようなものを引き出させてくれるような小さな工夫が山ほど散りばめられていました。だから、ものすごくアイデアマンで、活動的で、発想を自由に広げられるような子が考えたんじゃないかなと思いました。

 

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