#66 これからの働き方について 〜ワークシェアリングのその後

今回は働き方について考えてみようと思います。
何年か前にワークシェアリングという言葉がよく使われましたが最近ではあまり聞かなくなりました。その当時の考え方は、時間当たりの給与は変えずに働く時間を短くして、より多くの人で仕事の機会を分けていこうというものでした。この提案は、失業者を減らすことができますし、一人一人に時間ができることによって日々の暮らしの中にもゆとりができると考えられたのです。時間が生まれれば、趣味の時間や副業をしたりすることもでき、結果的に暮らしの豊かさにつながるという考え方です。しかし、最近ではこうした考え方より、正規雇用を減らし、人件費を削減、年功序列から能力に応じた給与制度へと業務の効率化を求める方向が多くの流れになっているようです。

 

スマイラボでは何回か、「働き方」についてのアンケートをしてきました。そこでは多くの人が「非正規雇用について見直すべきである」また、「安定した長期雇用が保障されていないことが不安だ」「副業をしたい」それ以外にも「子供をもつ女性への制度や子育て後の仕事への復帰の条件の見直しが必要」などの意見が多く集まっています。

 

そこであらためてみなさんのご意見をうかがえればと思います。

 

1 正規雇用ですが働く時間は自分で選びます。
労働時間を短くする場合、その分給与は減りますが、副業も可能とします。
これはワークシェアリングの考え方で雇用機会を増やすことに繋がります。

 

2 正規雇用で働く時間はこれまで通りフルタイムが基本です。
業績にかかわらずなるべく多くの人で業務を分担し、雇用を確保していきます。社員全体の給与は流動的で減ることがありますが、長期雇用が保障されている安心感があります。

 

3 働く時間はこれまで通りフルタイムが基本です。
給与は業績に応じ増減するので、正規雇用はより業務効率を求められる一方、非正規雇用者が職を無くす可能性があります。

 

いかがでしょうか。
1,2,3を参考にして、これからの働き方について皆さんのご意見をお寄せください。