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#69 動く水回りが暮らしを変える
キッチンが動く、以前家具のようにキッチンを考えるというコラムを書いた事があります。今回はもう少しそのことを考えてみようと思います。
(以前のコラム#28「キッチンを家具として考える」)
下の絵をご覧ください、120センチのキッチンに60センチづつのエクステンションカウンターをつけてみました。大きくすれば最大で240センチに、普段は小さなキッチンで、パーティーの時とか、思い切り料理を楽しみたい時には大きくして、しかも動かせるというのはどうでしょうか。
ダイニングテーブルを動かして、キッチンを家の真ん中に動かしてみるとか、ルーフテラスに出してしまうとかできたら楽しいでしょう。
もうひとつ下の絵は、お風呂が動くという絵です。キッチンと同じようにお風呂も動かしてしまうのです。技術的には様々な課題がありそうですが、じきに解決されるでしょう。
今まで建築の一部であった水回りですが、家具のようになることで、引っ越しの時も持って行けるとか、新しい物に簡単に変えるなど様々な可能性が生まれてきます。そしてこれらの技術は将来の住み方の変化に合わせてより簡便に改修ができる可能性も大きくなるでしょう。
もしお風呂やキッチンが動いたなら、これらの設備は家具のように身体により近いものになるに違いありません。その時にそれらの設備は建築の一部ではなく、使い手自身のものとして、もっと愛着のある大切なものになるかもしれません。
いかがでしょうか。水回りが動くというアイデア、みなさんはどう思いますか。