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RS002 収納を確保しながら夫婦それぞれの空間をつくる
今回は「収納を確保しながら夫婦それぞれの空間をつくりたい」というご相談に対して、設計担当の浅野祥平を中心にスマイラボメンバーと意見を交わしながら3つの提案をつくってみました。
現況:107.2㎡、4LDK、築23年。入居時小学生だった二人の息子が独立し、50代ご夫婦での二人暮らし。
お客様のご要望:
・物置状態になっている元子ども部屋の2室を活用したい
・既存の物入れ、押入れ、ラックなどにバラバラに入っている物を整理したい
・気持ちのよい空間と夫婦それぞれのスペースを確保して、楽しい生活が送れるような間取りにしたい
※部屋の中央に走る壁は取り外せない
三菱地所のリフォーム 設計担当
浅野 祥平(あさの しょうへい)
プロフィール
三菱地所ホーム株式会社 マンションリフォーム事業部 二級建築士・インテリアコーディネーター
大手インテリア用品小売店、住宅施工店会社を経て現在に至ります。お客様にとって豊かに暮らせる住まい とはどのような空間か、お客様とのコミュニケーションの中で、一緒になって考え理想の住まいを提供いたし ます。
三菱地所のリフォーム設計チームからの3つの提案
提案1 趣味と収納を充実させる
物があるべき場所へ自然と収納されるように、各スペースの目的を明確にしました。整理整頓された空間は住む人にも心のゆとりを与えてくれるはずです。また、夫婦それぞれの趣味のスペースをつくり、そこを壁ではなく収納家具で仕切ることで、それぞれのスペースで趣味を楽しみながらもお互いが感じられる空間になっています。
北東のキッチンやリビングスペースには手を入れず、南西のリフォームのみでご希望を叶えるプランです。
提案2 お客様を気軽に招けるキッチンダイニング。夫婦で使うリビングとそれぞれの個室
キッチンとダイニングテーブルをつなげて、その脇にはラウンジをもうけ、広々とした空間をつくりました。キッチンダイニングとラウンジは、お茶をいれながら話したり、お客様も料理に参加したりしながら楽しめるカジュアルな場になるでしょう。
南西には広いリビングと夫婦それぞれの寝室が収納家具で仕切られてつながった、大きなプライベート空間をもうけました。夫婦一緒に過ごすリビングと個別の寝室があることで、ふたりの時間もひとりの時間も大切にできます。
提案3
キッチンとダイニングはリビングと分けて、ゆったりとしたダイニングキッチンで料理をしながら食事を食べられるようにしました。ダイニングキッチンのそばには妻の趣味や家事のスペースをつくりました。
壁を挟んで南西側にはゆったりとしたリビングとワークスペースをもうけました。
リビングは壁で仕切って静かな落ち着いた空間にしました。そのそばには夫の趣味スペースをもうけて、やりたいことにゆっくりと打ち込める空間にしています。
※これらのプランは、建物の状況や管理規約等により実施できない場合があります。