こうしてみては? 〜間取りの提案〜

RS005 本に囲まれて暮らしたい

今回のご相談の方は、小学生のお子さんと2人暮らし、仕事も忙しく、同じマンションに住む母親がお子さんのサポートを時々していただけるとのこと。現在の住まいの悩みは、リビング周りに収納が少ない。収納をしっかり設置してすっきり暮らしたい。またお子さんのピアノの位置が梁の陰になって暗いとのこと。また花粉症で布団を外に干せないので、部屋の中で干したいとの希望もある。読書が好きで本に囲まれて暮らしたいとも。

 

悩み
・いつも残業が多いので、(家事など)効率的に行いたい。
・リビング周りに収納が少ない
・本好きなので、子供にも本好きになって欲しい。いつでも本が手に取れる環境にしたい
・いつも綺麗にスッキリ暮らしたい
・花粉症なので外に布団など干せない
・学校の工作や絵、宿題のプリントなどすぐには捨てられず、増えていってしまう
・プリント類を半年、学期毎とある程度まとまった時間を保管収納できるものとかもあったらうれしいな。
・ピアノコーナーの照明が梁型にあたって陰になっている。

 

お客様
40代母と小学3年生の男の子

 

物件状況
築10年・82.76㎡

 

間取り図(現状)

 

 

三菱地所のリフォーム 営業担当 沼里 和正(ぬまり かずまさ)三菱地所のリフォーム 営業担当
沼里 和正(ぬまり かずまさ)

プロフィール
三菱地所ホーム株式会社 マンションリフォーム事業部
注文住宅での経験を活かし、お客様の「現在」だけでなく、将来を見据えたリフォームを提供させて頂いております。

 

 

三菱地所のリフォーム設計チームからの3つの提案

 

提案1「親子それぞれに便利な動線を持ち収納を多く設ける。」

 

提案1「親子それぞれに便利な動線を持ち収納を多く設ける。」

 

親子がそれぞれ自立した個室と動線をもちながらも共有のスペースで生活するのはいかがでしょうか。
お仕事から帰宅後自室で着替えて洗面を通り抜けながらLDKの共有スペースに到着します。
その動線には収納が多く備え付けてあります。
また、子どものスペースはWIC(ウォークインクローゼット)を介して多目的室、そしてリビングへとつながります。
友達と遊ぶ時のオモチャや学校の道具などWICの棚に収納をして、個室でも多目的室でも使えます。
多目的室はクローズして集中して読書をすることも出来ますし、オープンにしてリビングで親子のコミュニケーションをとりながら過ごすことも出来ます。
大きな納戸には学校関係の捨てられないものなどをBOXなどに入れて暫く保存できます。
また、南側のサンルームを大きめにとりました。布団を干すこともできます。

 

 

提案2「家事動線を充実させる。」

 

提案2「家事動線を充実させる。」

 

ユーティリティーを設けて家事動線を充実させたプランです。
キッチンと洗面室をユーティリティーでつなぐことで、家事に必要なスペースをコンパクトにまとめました。
ユーティリティーは洗濯機置き場に簡易な物干しをできる場所にしました。
また、玄関横には光や風の通る予備スペースを設けています。
子どもの友達との遊びや、近所付き合いなどの、簡易な応接として利用します。また将来的には壁で仕切って子どもの個室になります。
リビングダイニングは、ワークスペースとつながる大空間です。お子さんに読書好きになって欲しいという想いに応えて、ワークスペースやダイニングテーブルの廻りには本棚をたくさん設けました。ワークスペース背後の物入れには、学校関係の書類などを整理しておくことができます。
忙しい毎日の中でも家事をコンパクトに効率よくこなして、ゆったりとしたLDKでくつろぎの時間を過ごしてください。

 

 

提案3「キッチンを家の真ん中に置いてみる。本に囲まれて暮らす。」
キッチンとダイニングを家の中央に置いてみました。家に戻ってきたら、まずは家の中央に、料理をするときも勉強をしている子供と会話をしたり、いつも目の届く場所にすごせるように考えました。入り口側にはデスクをおいてゆっくり本を読んだり、ちょっとした来客に対応したりするスペースを置いてみました。反対側(バルコニー側)には書斎コーナーを設置、仕事や勉強をする場所として考えてみました。いろいろな場所に本棚をおいて、どこにいても好きな本が手に届くようにもしています。さらに水回りの横には大きなWICをつくり、様々なものを一箇所に収納できるようにしています。布団干しの場所はあえて専用には作りませんでしたが、リビングの一角をつかって干すといいでしょう。

 

提案3「キッチンを家の真ん中に置いてみる。本に囲まれて暮らす。」

 

※これらのプランは、建物の状況や管理規約等により実施できない場合があります。

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