こうしてみては? 〜間取りの提案〜

RS007 2人で楽しくコンパクトな暮らし

今回のご相談はリフォームをしたものの、どうもかっこいい空間に感じられないとのことでした。

 

 

お客様
ご夫婦のみ、働いてはいない

 

物件状況
50.545㎡

 

現在の間取り

 

 

三菱地所のリフォーム 営業担当 佐々木純子(ささき じゅんこ)
三菱地所のリフォーム 営業担当
佐々木純子(ささき じゅんこ)

プロフィール
三菱地所ホーム株式会社 マンションリフォーム事業部
二級建築士

 

日頃の想い
人の動線、光や風の通り抜けを意識して今より心地よい空間を作り上げるご提案をモットーとしています。

 

今回の設計のポイント
造作家具を使って、空間に連続性を作り、小さなスペースでも広く見せる工夫を考えました。また、空間に強弱を作るために絵画や照明、カーテンなどの要素を効果的に取り入れてみました。

 

 

三菱地所のリフォーム設計チームからの3つの提案

 

提案1「今の間取りを変えずに、カウンターやインテリアの工夫で空間を演出」

既にリフォームされた物件ということで間取りはそのままで、どうしたらかっこよくなるかを考えてみました。LD空間はカウンターを設けることで、他の家具を置かず、省スペースでありながら広々と感じる空間にしています。リビングの中央はラグのみを置きました。さらに照明やカーテンなども効果的に使うことで空間に奥行きが生まれてきます。絵画、カウンターの上部のペンダントやスポットライト等、空間を効果的に演出することを考えました。窓もシンプルなシェードなどで演出してみるのもよいでしょう。

 

提案1「今の間取りを変えずに、カウンターやインテリアの工夫で空間を演出」

 

 

提案2「部屋を2つの空間に分けて考えました」

この案はキッチンとリビングを同じ空間にすることで玄関側にもうひとつ自由に使える空間を作りました。リビング側をリラックスする空間に、玄関側は身支度する空間としています。もともとキッチンがあった場所に大容量の収納が出来るドレッシングスペースを作り、開放的な空間にしました。玄関も明るくなるでしょう。リラックス空間には、壁沿いにL型キッチンを配置し、窓際のアルコーブ部分にソファをはめ込んでLDKの機能をコンパクトにまとめました。
玄関まわりに収納があることで、リラックス空間は必要最低限の収納ですむでしょう。また、引戸を開ければ寝室と一体になります。ベッドからTVを観ることもできます。

 

提案2「部屋を2つの空間に分けて考えました」

 

 

提案3「水回りをコンパクトにしてキッチン空間にダイニングテーブルを置きました」

水回りをコンパクトに小さくしてその分クローゼットを確保、寝室も広くして2人分のベッドを置きました。その他本棚なども設けてあります。
キッチンは横の壁を抜くことで、空間につながりが生まれます。小さいダイニングテーブルをキッチン内に置き、作りながら食事をするようにと考えました。二人暮らしであれば十分な大きさです。
その分リビングを広くし、グリーンでしつらえた温室のようなサンルームを設置、そこに向かってソファを置きます。緑に囲まれた素敵な窓辺ができるでしょう。キッチンからつづくカウンターはワーキングデスクにしています。窓もあるので明るいワーキングスペースになるでしょう。

 

提案3「水回りをコンパクトにしてキッチン空間にダイニングテーブルを置きました」

 

 

 

※これらのプランは、建物の状況や管理規約等により実施できない場合があります。

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