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RS010 1LDKを2LDKに ~子ども室を設けることで生まれる空間~
ご相談内容
子どもも大きくなってきたので、6畳位の子ども部屋をつくり、1LDKの住まいを2LDKにしたいと考えています。築年数が15年なので、壁と天井のクロスを全て張り替えて、トイレ・洗面・浴室・キッチンも新しいものに取り換えたいのですが、概算でいくらぐらいかかりますか。
お客様
夫婦と子どもが1人の3人家族
物件状況
75㎡
現在の間取り
三菱地所のリフォーム 設計担当
浅野 祥平(あさの しょうへい)
プロフィール
三菱地所ホーム株式会社 マンションリフォーム事業部 二級建築士・インテリアコーディネーター
大手インテリア用品小売店、住宅施工店会社を経て現在に至る。現在妻と二人暮らし。お客様にとって豊かに暮らせる住まいとはどのような空間か、お客様とのコミュニケーションの中で、一緒になって考え理想の住まいを提供いたします。
三菱地所のリフォーム設計チームからの4つの提案
提案1「家族のコミュニケーションの場になるDENがあるプラン」
今まで主寝室だった玄関側の個室を落ち着く子ども室にしました。主寝室はバルコニー側に配置しています。
主寝室は4枚引戸を開放することでリビングと一体の空間になり、狭さを感じさせない工夫をしています。また、キッチンのカウンターをなくしたことで、洗面室からキッチンを通ってバルコニーへ一直線につながるようになり、家事動線が楽になりました。
子ども室と主寝室の間を、お子さんに勉強を教えたり、読書や趣味を楽しめるDENにしました。ダイニングと繋がるDEN空間は、多目的な用途で家族みんなが使える楽しいコミュニケーションの場になるでしょう。また各室には広めのクローゼットを備え付けています。
提案2「個室をコンパクトにしてリビングを充実させたプラン」
子ども室と主寝室をできるだけコンパクトにしてみました。子ども室はリビングに面した位置に配置して、普段は引き戸を開いてリビングと繋がる空間で過ごすことができ、開放感のある個室にしています。2室をコンパクトにしたことで、家族みんなで使う空間にゆとりがうまれました。子ども室と主寝室の間はファミリーWICで、家族みんなのものを収納できます。扉を開け放てば空間が繋がって家族の気配を感じ、窓を開けると風が家の中を通るのは気持ちが良いでしょう。キッチンと洗面室の間には家事室をつくり、大切な書類などの収納や、ちょっとした作業がおこなえます。また、独立したダイニングテーブルをやめてキッチン前にダイニングカウンターをつけたことで、広めのワークスペースをつくることができました。家族3人がリビングダイニングの中にそれぞれの居場所をみつけて快適に過ごせるでしょう。
提案3「独立した子ども室を作りバルコニー側に主寝室を配置するプラン」
今まで主寝室だった玄関側の個室を落ち着く子ども室にして、バルコニー側に主寝室を作りました。主寝室の床は部分的にフローリングにして埋め込まれた縁なし畳にし、布団で就寝します。昼間は4枚の引戸が開け放たれて、家族で使える畳スペースとワークスペースとして広々と使います。キッチンは少し長めのカウンターにし、複数の人数が料理を楽しめます。友人や親族を招いて、一緒に料理や食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。寝室を畳にし、リビング、ダイニングと一体に使うことで広々とした空間が生まれました。
提案4「2つのダイニング空間を配置したプラン」
バルコニー側を子ども室にしました。コンパクトですがバルコニーに面した開放的な子ども室です。
このプランでは、2つの食事シーンを叶えるように考えてみました。家族みんなの食事の時はダイニングで、一人か二人でテレビを見ながら食事の時はダイニングカウンターテーブルで。仕事や学校、塾などのそれぞれの都合で食事が一緒にとれない場合でも、それぞれの都合で食事ができるようにしました。また、このダイニングカウンターテーブルはワークスペースとしても使えます。
子ども室とリビングの間、主寝室とリビングの間は1.8mの高さの家具で仕切り、それより上の部分は空間の広がりを感じさせるためにガラスで仕切っています。天井に色を塗ったり、木パネルなどをつかって目立たせることでより空間の広がりが際立っていくでしょう。
※概算金額に関しましては、『三菱地所のリフォーム』にお問い合わせください。
http://www.mec-reform.com/mansion/
※これらのプランは、建物の状況や管理規約等により実施できない場合があります。