RT001「段差を楽しむ」(Plan 38)

plan 38 段差を楽しむ

 

今回は家の中に段差をつくって魅力的に改変したプランについて解説します。
一般的に段差プランは新築ではあまり作られません。リフォームならで手に入れることのできる間取りです。
このプランの特徴は生活している人同士の視線が気にならずに、リラックスした姿勢で過ごせることです。こうした段差があれば、そこに深く沈み込んで「こもった」ような感覚になれそうです。このこもるという行為が家族や友人との会話を盛り上げ、ゆったりとした時間を過ごせる空間を演出します。
一段下がった床の仕上げはカーペットにしてクッションなどを置いてゴロゴロしてもいいでしょう。遊び心もあってとても楽しそうな間取りです。

 

 

イメージ図

 

 

 

展開断面図

展開断面図

 

 

 

prof
名前:浅野 祥平
所属:リフォーム事業推進部マーケティンググループ

 

三菱地所ホーム株式会社でマンションリフォーム事業部営業を経て、現在リフォーム事業推進部に所属しています。最近は営業設計のみならず、イベントの企画も行い、様々なお客様と接することで、色んなご要望を伺う機会が増えています。皆様にご満足いただけるような提案をさせていただきます。
※三菱地所のリフォームのホームページからイベント情報をご覧ください!

 

 

関連するコラム →#13「床座の暮らし」

 


皆さまからのコメント

コンセプトが面白いだけに、なぜコンセプトが「段差」なのにメインイメージが平面図だけなのか分かりません。ラフデッサンも画質やラフ具合に気を遣うことでもっと魅力的な提案に見えたのではないでしょうか。(東京都・男性・20代)
事務局より
ご指摘ありがとうございます。展開図の方、さっそく用意したいと思います。
段差を楽しむ、そう思いますが、床座は床がフラットのままだと腰がしんどいです。年齢やイス座に慣れている日常の中で、掘りごたつや段差に腰掛ける等、暮らす人にやさしい段差のご提案も併せてお願い致します。(千葉県・男性・50代)
事務局より
腰掛けやすい段差があると楽ですね。高齢になっても楽に過ごせる間取りについても提案していきたいと思います。またご意見の方お待ちしています。よろしければ関連コラムもご覧下さい。
#13 床座の暮らし?床座と椅子座を考える(床段差を積極利用する暮らし)/sumai-lab/2012/05/989/
・40cmの段さは小さな子供によっては危険。
・段差の下にゴミがたまり不衛生。掃除もしにくそう。
・収納が少なすぎる。
・中央を廊下が貫通しており、居室面積、間口がムダになっている。テレビが近すぎる。LDから洗面室やトイレの中が正面から見える等生活の質を下げることになっている。
・視覚的には大きな空間としているが活動空間としては細切れになりすぎており全体としてパーソナル空間をまとめただけになっている。
本提案のように同じ空間の中に細分化された機能を連続した空間としてまとめるのではなく、マルチな空間として面積効率および収納等の機能性を向上できるような提案を目指したい。(神奈川県・男性・30代)
事務局より
ご意見ありがとうございます。子どもが安心して過ごせる間取りも検討してみたいと思います。また、掃除のしやすさ・収納など家事効率のことや、ご指摘のマルチ空間などもぜひ考えてみたいと思います。今後もスマイラボをよろしくお願い致します。