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#109 テクノロジーの進化と我々の暮らし Vol.04〜 料理をつくるロボット
2年ほど前になりますが、ロンドンのスタートアップ企業のロボットが上海で行われた展示会で話題になりました。2本のアームが人間と同じような動作で料理をしていきます。有名なシェフが作る料理を画像で記憶し、同じ手順で同じ力加減で切ったり混ぜたりして料理をしていきます。そのレシピの数もすでに2000種類以上といいます。日々進化し続けることでしょう。そして正確さという点で言えば人間を超えていくに違いありません。
先日、天王洲にあるアマナという会社を訪れた際、オフィスの一角に設けられたカフェでは機械がコーヒーを入れていました。この機械も先の料理ロボットと同じように、人間の技術をモデルとしてそれをトレースしていくという方法です。ここの企業グループ専属のバリスタはとても有名な方で、バリスタを育てる人でもあり、自ら世界各地の豆を見に行き、仕入れ、自ら焙煎します。彼は「一杯づつお客さんに入れているとお客さんと話ができない」ということで、自分の技術を完璧に機械にトレースしたそうです。機械はカスタマイズもできます。彼は機械を利用することによって生まれた自分の時間をお客さんとのコミュニケーションに充てたかったというのです。その日もコーヒーの話をお客さんにしてくれました。
職人技である技術を機械が行うことは可能なのです。
機械がこういった技術や映像・声などをトレースすることで、人間と同じような、または人間を超えるようなロボットが出現するに違いありません。単においしい料理というだけでなく、素朴なおふくろの味といった個人の記憶に紐づいた料理なども簡単に再現できるようになるでしょう。
みなさんはこうした料理ロボットの出現をどう思いますか。ご意見をお寄せください。