RT015「夫婦二人暮らしのくつろぎ空間」(Plan 17)

RT015「夫婦二人暮らしのくつろぎ空間」(Plan 17)

 

この家は夫婦二人の暮らしを想定しています。壁面がすべて収納になっていて、図面の上部の棚は奥行き450ミリの浅めの本棚にしています。下側は深めの収納をたっぷりつくり、寝室と書斎コーナーの裏側には衣類を吊るしています。視覚的には物を見せずにいつも綺麗に整った状態が作れるようにしています。またキッチンにも扉をつけ使っていないときは生活感のある風景を隠しています。もともと日本の暮らしでは、蔵の中から必要なものや季節のものを飾って終わったら戻すというように、ものを多く見せないという文化があったと思います。現代でも見せるもの、隠すものをきちんと棲み分けて暮らすことを提案したいと思います。またリビング側からも玄関側からも行ける寝室は使い勝手もよく、扉を開放して土間空間を見渡す大きな空間にもなります。広々とした玄関には、アウトドア用品などを置いて、実用と観賞用を兼ね備えられればとも思います。

 

 

宮内 作夢(みやうち さむ)

リフォーム第三事業部 営業第二グループ
宮内 作夢(みやうち さむ)

まだ入社2年目で猛勉強中です。大学では設計を専攻してきました。現代の暮らしにあった快適な間取りの実現ができるように、また若い世代の人たちの暮らし方についてもより研究をしていきたいと思っています。できるだけ多くの商談に臨みお客さんのニーズを捕まえられるように心がけています。