2015年度受賞 コミュニティプラットフォーム [西新宿 CLASS in the forest]

2015年度グッドデザイン賞受賞コミュニティプラットフォーム [西新宿 CLASS in the forest]

[グッドデザイン賞]

2015年09月29日

3つのコンセプトで、想いも暮らしも未来へつないでいく。

20年以上にわたって街の再開発が進められてきた西新宿。街をより良くしようという、様々な想いをかたちにするエリアコミュニティプログラム『西新宿 CLASS in the forest』が始まっています。西新宿の暮らしをさらに心地よくする3つのコンセプト。それは「触れる」「支える」「広がる」。

「触れる」 五感で触れる自然

高層ビルが立ち並ぶ一方で、緑にも恵まれている西新宿。敷地内には多くの緑と広場を備えた公開空地『結いの森』が誕生します。五感で触れ、自然への興味を高めるたくさんのプログラムを実施します。

「支える」 共助の防災減災

いざというとき、助け合える隣人がいること。そんな関係が日々の暮らしの安心感も高めてくれます。人と人との“つながり”をつくるコミュニティづくりも、『西新宿 CLASS in the forest』の目的のひとつです。

「広がる」 国際先進都市としての多様性

国際都市としての顔を持つ西新宿は、様々な文化に囲まれています。多様性を持ったプログラムは暮らしを彩ってくれます。

「ハードとソフトの統一」と「住民参加型」で、コミュニティを継続的に育みます。

子どもから大人まで多世代が集まる『ENGAWA(エンガワ)』、住民同士の情報交換やイベントの告知にも使える『エキシビジョンスペース』、地域の防災拠点にもなる『結いの森』、その他多数の自由な使い方ができる共用空間を備えています。
自然・防災減災・多様性のテーマでつくり込まれた場所で生まれる新たな交流。それをさらに広げていくのが、みんなの「やってみたい」も形になる、住民参加型プログラムです。経験豊富な2組のコーディネーターのサポートで、豊かな暮らしのナビゲーターを招いて実施するプログラム『CLASS 60』と住民のアイディアを実現する『CLASS i』を実施。これらの活動を通し、コミュニティが育まれていく余白を残しながら、居住者・再開発が進展していく周辺地域と共に、未来に向けてゆるやかなつながりのある豊かな暮らしをつくっていきます。

審査員の評価コメント

本プロジェクトは、当該区画や入居者だけでなく将来的な近隣地域の開発や地域住民を巻き込んだ展開となっている素晴らしい取り組みだと思う。また、その中身のコンセプトやデザインも大変丁寧に取り組まれていることがその後の展開に大変期待できる。

『CLASS 60』:入居前の2015年1月からイベントを開催。入居予定者の絆を育み、新しいアイディアを形にします。

『CLASS 60』:入居前の2015年1月からイベントを開催。入居予定者の絆を育み、新しいアイディアを形にします。

防災ワークショップ:ナビゲーターであるCCJが監修・講師をつとめ、発災時のみならず避難生活期を見据えたワークショップを展開。

防災ワークショップ:ナビゲーターであるCCJが監修・講師をつとめ、発災時のみならず避難生活期を見据えたワークショップを展開。

結いの森:木陰のベンチで会話を楽しんだり、自然観察ツアーで生き物と触れ合ったり。日々の暮らしに緑のある風景を。ナビゲーターである生態教育センターが生きもの観察イベントを実施。

結いの森:木陰のベンチで会話を楽しんだり、自然観察ツアーで生き物と触れ合ったり。日々の暮らしに緑のある風景を。ナビゲーターである生態教育センターが生きもの観察イベントを実施。

2017年7月竣工予定

社名・所属部署・肩書・名称などは受賞当時(掲載年月)のものです

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